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■日本ガラス工芸協会は、ガラスによる創作活動を通して、ガラスと人々との結び付きを深め、文化の発展向上に寄与することを目的に1972年に設立されました。本協会は、ガラスによる創作に関わる人々で構成された日本で最初の団体として、日本のガラスアート界において大きな役割を果たしてきました。1978年以来3年毎に開かれる「日本のガラス展」は、協会活動の最大の柱となる事業であり、毎回会員の個性豊かな新作が出品されます。この展覧会を通じ、多くの現代ガラス作家を輩出してきました。 第11回となる「'08日本のガラス展」は、会員105名105名の会員が、各々の「ことばを」を作品に託して最新作を発表します。また今回は特に「Y.G.Prize(ヤング・ジェネレーション・プライズ)」展と称し、若い世代のガラス作家15名を推薦公募し、別会場に展示することを試みます。次世代のガラス作家に発表の機会を提供することは、彼らの励みになると同時に、既存の会員にも新鮮な刺激となることと思います。総計120点のガラス作品が現代を生きる人々に何を語りかけるのか、是非ご高覧ください。この展覧会が日本の現代ガラスアートの更なる発展に繋がることを期待します。「日本のガラス展」は回を重ねるごとに多くの観客を魅了して参りましたが、今回は、渋谷・東急本店で2回目の開催となります。また、東京展終了後は、日本では稀少な現代ガラス専門美術館である黄金崎ガラスミュージアムに巡回し、前後2期に分け、6ヶ月余りの展示をいたします。全国から西伊豆を訪れる方々にも現代ガラスの魅力に触れていただき、本展が波及することを願うものです。 本展を開催するにあたり、協賛いただきました旭硝子(株)を始め、文化庁、(社)日本硝子製品工業界、(株)東急百貨店、西伊豆町、ならびに関係各位のご理解とご協力に対し、心より感謝申し上げます。 理事長 藤田 潤 ○ 東京展 会 期:2008年8月28日(木)〜9月2日(火) 会 場:東急百貨店本店7F催事場/8F工芸ギャラリー(東京・渋谷) 主 催:日本ガラス工芸協会 協 賛:AGC旭硝子株式会社 後 援:文化庁、(社)日本硝子製品工業会、 同時開催:「Y. G. Prize」(工芸画廊8F) :「ガラスの茶道具展」(工芸品コーナー 8F) :「アーティスト・ショップ」出品者による小品展(隣接会場) ○ 巡回展 会 場 :黄金崎クリスタルパーク・ガラスミュージアム 西伊豆 会 期 :2008年9月13日(土)〜2009年4月8日(水) 前期 :2008年9月13日(土)〜12月17日(水) 後期 :2008年12月21日(土)〜2009年4月8日(水) 主 催 :日本ガラス工芸協会・黄金崎クリスタルパーク・西伊豆町 ○ '08日本のガラス展実行委員会 委員長:藤田 潤 副委員長:上島あい子 委 員 :内村由紀、金子正人、川井英世、神田正之、小林 貢、下鴨理依子、 菅澤利雄、 谷 祥一、中川 晃、鍋田尚男、西 悦子、広沢葉子、藤原信幸、 横山尚人、吉本由美子 事務局:古谷宏子 |
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■受賞作品:藤田喬平賞 '08 左から 藤原信幸「植物のかたち」/渋谷良治「つきの道」/山田輝雄「corn. flare」 | |
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■受賞作品:Y. G. Prize 小島有香子「Layers of Light -MOON=#5」 | |
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■観客賞 左から 東京展:藤原信幸「植物のかたち」 /黄金崎クリスタルパーク前期:佐藤万里子「孫のジャケット」 /黄金崎クリスタルパーク後期:白幡明「紅の花器<炎精>」(べにのかき えんせい) | |
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