第3回 ホンムラモトゾウ

このページでは日本ガラス工芸協会員のアトリエのご案内をしていきます。
第3回は奈良県のアトリエで制作を続ける「ホンムラモトゾウ」さんです。

自宅のスタジオ

令和6年3月までは近畿大学に勤務していましたが4月以降は自宅に制作場所を作り作品造りをしています。

場所は、大阪に隣接した奈良県北部にあり、窓から万葉集にも出てくる二上山が見えるほどの長閑な場所にあります。

写真は家の外観で右がビルトインガレージを改良したスタジオです。

作品はキルンワークなので中型キルン2台、原型制作用の工具、ガラスを切断、研磨する道具類があり、広いスペースではないので、壁面に棚を作り諸々の材料や道具類などをコンパクトに収納する工夫をしています。

自宅スタジオとは別に大型作品は友人と共同で奈良の郊外にスペースを借りていて、そこで保管しています。

現在は、キルンキャストの作品制作を中心にパブリックアートの提案をしています。

「創世の塔」2018年富山ガラス大賞展出品 作家蔵
「天・空・時・游」1997年制作  明石市天文科学館エントランスホール(兵庫県)

「光明之扉」2014年 新竹市法務院エントランス(台湾)