《 第2回 》 桑原 あずさ
このページでは日本ガラス工芸協会員のアトリエのご案内をしていきます。
第2回は京都を中心に長野と2ヶ所のアトリエで制作を続ける「桑原 あずさ」さんです。
桑原 あずさ 私とガラス
現在、京都を中心に長野と2ヶ所のアトリエで制作活動をしています。京都では伝統や革新を、八ヶ岳では大自然から学ぶ日々です。

最初は、母のステンドグラスの制作が本格的になってきたのを手伝ったのがきっかけでした。次第にサンドブラストなどの作品も制作するようになりました。 そして、ステンドグラスの一つ「ダル・ド・ヴェール」に出会い、真剣に取り組み始めました。



個展を開催し、だんだん大きな建物への注文などもいただくようになり、ガラス制作の中心はダル・ド・ヴェール作品となりました。
古いガラス製品の修復のために、日本産の漆を使った金継ぎの勉強にも通っています。
現在は、材料として、ダルガラスの制作のために始めたガラスフュージングの次の展開にも力を入れて学んでいます。ガラスを扱えるように身体の鍛錬も必要な年齢になりましたが、これからも長く続けていきたいと願っています。

